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Work in Progress
森厳とした聖地に佇むまなざしをみずみずしいストロークで捉える林亨と、それ自体がキャンバスの目のような矩形紋を織りなすカラフルなラインひとつひとつに淡々と持続する生の息吹を込める大井敏恭。これまでのワーク・イン・プログレスの活動を振り返ってみると、そこには脈々と流れる生命の躍動とともに、メディウム(素材/媒質)への意識が強く存在してきた。「造形芸術とは何か」と尋ねるときには、絵画がそこに根ざし、彫刻の存在を支える「地」のありようへとより深く傾倒してゆくことがひとつの態度となっていた。
一方、大西洋の絵画作品には、森を眺めながらそのなかの木にも、様々なキャラクターとして見出されるような生き生きとした感覚がある。川上りえの彫刻は、触れられる触覚の領域からその先の視覚の領域に遠く枝葉を広げ、ふたつの領域を抜ける軽やかな風へと近づいている。山下圭介は、楠を彫り、その材が一層一層と重ねてきた年輪の奥に隠された過去、みずからの彫刻した鑿(のみ)の痕跡へ至ることで、彫刻という複合的な時空の洞穴のうちに存在する人間と素材との多重な邂逅と交差を探ろうとする。
本年は、抽象世界に私的でかつ社会的なリアルを探っている笠見康大が加わった。
今ここにおいて、彩なされる枠組みはまた新たな創造性によって紐解かれてゆくだろう。
(text:塚崎美歩)
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展覧会及びイベント、開催のお知らせ
北翔大学北方圏学術情報センタープロジェクト研究美術グループとWork in Progressの共同主催による美術展覧会も今回で10回目を迎えます。是非、ご高配賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2023年1月28日


展覧会 2023
作品鑑賞
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Work in Progress 10 2023
Still water runs deep
2023年3月4日〜21日 10:00~18:00








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